ほろ酔い話のネタ本コーナー

会津の地酒紀行

 

お店の一角に、日本酒にちなんだ本を揃えたイートインスペースを用意しています。

若かりし頃、日本酒を学ぶために読んだ本や資料も本棚にありますので、どうぞ手に取ってみてください。

 

ちなみに、全国新酒鑑評会での福島県の金賞銘柄数は、7年連続で日本一です(2019年)!

福島県は、酒どころなのです。

会津の日本酒に関してご不明な点がありましたら、どうぞお気軽にお尋ねください。

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226


お酒の通信販売を始めます!

遠方のみなさんにも会津の日本酒を楽しんでいただけるよう、6月中を目途に通信販売を始めます!

只今、その準備をしているところです。

届け出と許可などの事務的な手続きが済み次第、通信販売を始めて、取り扱うお酒の種類も徐々に増やしていく予定です。

蔵元が違う日本酒をセットで販売したいと思いますので、飲み比べも楽しいと思います。

しばらくお待ちください。

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226


雪中貯蔵酒

雪中貯蔵酒とギョウジャニンニク

 

常連のお客様から、今回はギョウジャニンニクの醤油漬けをいただきました。

いつもありがとうございます。

 

この山菜は、名前のとおりニンニクに似た香りがする、非常に個性のあるものです。

ご紹介済みの百十五では、お酒の方が押されてしまうでしょう。

 

さて、このギョウジャニンニクに合う日本酒ですが、リカーショップうかわのオススメは・・・

 

雪中貯蔵酒(リカーショップうかわ)

 

です。

 

ギョウジャニンニクの風味には負けないものの、それでいて主張はし過ぎない・・・そのバランスが絶妙と思います。

今回は、ちょっと気分を出して庭で一杯ひっかけました。

旬のものを、それに合った日本酒で会津磐梯山を見ながらいただく・・・最高の贅沢をさせていただきました。

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226


七重郎(赤ラベル)

七重郎

 

常連のお客様から、今回はコシアブラをいただきました。

いつもありがとうございます。

 

この山菜はタラノメに比べて華奢ですが、味は濃く、濃厚な風味が特長です。

これは、やはり天ぷらにして食べるのが一番と思います。

 

さて、このコシアブラの天ぷらに合う日本酒ですが、リカーショップうかわのオススメは・・・

 

七重郎(稲川酒造店)

 

です。

爽やかな香りとすっきりとした飲み口で、日本料理に合う純米吟醸無濾過原酒。

天ぷらはもちろんですが、鰻の蒲焼きや焼き鳥など、味がしっかりしている料理に特に合います。

お試しください。

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226

 

 


純米生酒 雪がすみの郷

雪がすみの郷

 

別の常連のお客様から、今度は山菜の王様タラノメをいただきました。

皆さん、どうもありがとうございます。

 

タラノメは、先日いただいたコゴミに比べると野趣溢れる風味を持った山菜です。

ですから、それに負けない日本酒を合わせたいものですが、タラノメの風味を壊してもいけません。

リカーショップうかわのオススメは・・・

 

純米生酒 雪がすみの郷(高橋庄作酒造店)

 

です。

地元で採れた旬の食材の良さを地酒で引き出し季節を楽しむ・・・会津の老舗酒店からの1つの提案です。

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226

 


純米酒 百十五

百十五

 

常連のお客様から、地元で採れたコゴミ(山菜)をいただきました。

ありがとうございます。

 

コゴミは山菜の中でもアクが強くない方なので、日本酒もそれに合わせたいものです。

リカーショップうかわのオススメは・・・

 

純米酒 百十五(稲川酒造店)

 

です。

強く主張しないお酒ですから、コゴミにはぴったりかと思います。

 

ちなみに、百十五という名前は、猪苗代町内を走る国道115号そばの田んぼでつくられた酒米を使っていることに由来します。

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226

 


酒セラーのご紹介

繊細な日本酒は、温度と光の管理がとても重要です。

 

リカーショップうかわでは、常に店内照明が当たる場所に日本酒を陳列することはせず、酒セラーに陳列しています。

酒セラーの温度は、通年にわたって約15℃。

照明は必要最小限としていますので、少し薄暗いのが特長です。

 

会津娘

 

さらに温度管理が厳密な雪中貯蔵酒については、冷蔵庫内に陳列しています。

こちらの温度は、通年にわたって5℃に設定。

また、雪中貯蔵酒は新聞紙でくるみ、店主が1本1本、名前を手書きしています。

 

雪中貯蔵酒

 

冷蔵庫内に陳列している日本酒をお求めの際には、ご面倒でも、ぜひ保冷材とクーラーボックス(または発泡スチロール)をお持ちください。

お刺身と思ってご購入いただければ幸いです。

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226


雪中貯蔵酒誕生秘話(3)

今回は、実際の雪室の使い方や販売までの流れについてご説明します。

 

<雪室使用の流れ>
1. 日本酒の選定:蔵元(稲川酒造店)と相談し特別純米酒を特注

2. 雪入れと雪の入れ替え:2月下旬
3. 日本酒の雪室入れ:3月中旬
4. 日本酒の雪室出し:7月中旬(熟成期間は約4ヶ月間)

5. 雪中貯蔵酒の出荷・販売

 

<日本酒の雪室入れの時期の設定について>
特定名称酒(含 特別純米酒)の仕込みは、「寒仕込み」がほとんどです。
1月中旬から日本酒の仕込みが始まり、通常は20〜25日くらいで絞りますが、特定名称酒の場合は40〜45日くらいかけ低温(10℃)でじっくりと発酵させます。

そのため、搾るのは早くて2月下旬。

雪室に入れる特別純米酒は無濾過のため、搾ってから7〜10日ほどそのままにしておき、上澄みだけを詰めます(「おり引き」と言います)。

特別純米酒は、瓶詰作業とレッテル貼りを経て、3月中旬に入荷となります。


<雪室の雪の入れ替え>
雪国会津で生まれ育った私の経験上、雪質を考えると12月末から2月中旬くらいまでに降った雪が長持ちすると思い、雪の入れ替えは2月中旬に行っています。


<貯蔵期間について>
雪中貯蔵酒誕生秘話(1)のとおり、日本酒を雪中に3ヶ月貯蔵すると、明らかに風味が向上することがわかりました。

そこで、貯蔵期間は念を入れて長めの4ヶ月としました。

なお、雪室の中には、高さ約1mで日本酒を貯蔵するためのスペースを木材で作ってあります。
720㎖12本ケースを約150〜200ケース貯蔵することができ、この木枠の上に約100tの雪を被せます。

 

<おいしく召し上がっていただくために>

雪中貯蔵酒は、文字どおり雪の中で貯蔵する日本酒ですが、販売開始は暑い夏です。

ですので、お求めの際には保冷材とクーラーボックスや発泡スチロールなどをお持ちいただくと、風味を損なうことなくご賞味いただけます。

ご家庭では、ぜひ冷蔵庫で保管してください。

良く冷えた雪中貯蔵酒で夕涼み・・・格別です。

(燗)

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226


雪中貯蔵酒誕生秘話(2)

翌年からは、ブルーシートではなく断熱シートでの覆い、雪を補充するなど雪を長持ちさせるための努力を重ねましたが、5月上旬まで持たせるのが精一杯でした。
やはり、雪国とは言え、長期間貯蔵するには露天では限界がありました。

雪室の建設を考えるようになったのは、この頃からです。


雪室も、当時(1990年)は資源エネルギー庁の肝入りで、主に北海道を中心に農産物貯蔵のための大型「雪蔵」が建設されました。

福島県も雪国会津では、山都町(現 喜多方市)、西会津町、南郷村(現 南会津町)などで同様に農産物貯蔵のための雪蔵が建てられていました。

しかし、どの雪蔵も雪の貯蔵量は500〜1,000tという大規模なもの。

一方、私個人が建てようと考えていた雪室は100tくらいの規模でした。

100tくらいで1年中雪を保つにはどうすれば良いのかを考えつつ日々の仕事に励むうちに、年月が経ってしまいました。

 

2000年頃になると、岩手県、秋田県、新潟県など雪国で「雪サミット」なるイベントが行われるようになりました。

早速、私も福島県からイベントに足を運び、そこでいろいろな事を学ぶことができました。

このことが、小規模な雪室建設の足掛かりとなりました。


イベントで学んだことを含めて雪室建設の夢を馴染みの大工さんに話したら、直ぐに話に乗ってくれました。
雪国会津に馴染んだ木材を使用して建設することになったのですが、その当時の日本では、木造建築の小規模な雪室はなかったように思います。

店舗(リカーショップうかわ)も手掛けた大工さんだったので、さほど心配はしませんでした。


2003年秋口に着工し、翌2004年2月に日本では珍しい「木造建築の雪室」が遂に完成しました。
この雪室では、1年経過しても20〜30tもの雪が残り、これまでの露天保存とは比較にならないほどの非常に高い保冷効果がありました。

こうして、「木造建築の雪室」の建設は、大成功をおさめたわけです。

(つづく)

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226


雪中貯蔵酒誕生秘話(1)

日本酒を雪中で貯蔵するようになったきっかけは、冬の間に店の周りを除雪すると自然にできあがる雪山の活用方法は何かないものかと思っていたことでした。

もし、雪の中に日本酒を入れて熟成させたら、冷蔵庫保管のものと味の違いは出るのだろうか?

最初は、以下の方法で720㎖を20ケース(1ケース12本)で試してみました。

 

<方法>

場所:リカーショップうかわの敷地内

方法:地面に板を敷いて日本酒を並べ、その上にブルーシートを被せ、その上に雪を3mほど掛けてブルーシートで覆う

時期:1989年2月中旬

飲み比べる酒:蔵元で通常どおり保管されたもの

 

<試飲の結果>

1ヶ月目:味に変化は感じられませんでした。

2ヶ月目:1ヶ月目のものと味に大差はありませんでした。

3ヶ月目:味に大きな変化がみられました。

 

試飲は、蔵元の杜氏をはじめ酒販店の仲間たちと行いました。

3ヶ月経つと、雪中貯蔵の方が蔵元の冷蔵庫で保管していた日本酒に比べて、口当たりの柔らかさとともに五味の絡み(調和)が良くなることが分かりました。

さらに月日を重ねると味がどう変化するかを皆で期待しましたが、あいにく肝心の雪が融けてしまいました。

(つづく)

 

猪苗代町 リカーショップうかわ TEL:0242-65-2226


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